大阪産業大学オキシライドプロジェクト

« 2007年06月17日 - 2007年06月23日 | メイン | 2007年07月01日 - 2007年07月07日 »

2007年06月24日 - 2007年06月30日 アーカイブ

2007年06月29日

ホイールの調整

今回のマシンには、WEM等のエコカー用に設計した硬質ウレタン製のホイールを使います。このホイールは、メンバーの松井君が設計したものです。このホイールは型にA液とB液を混合したものを入れ約20分間硬化させ、バリ取りをして出来上がるためアルミホイールなどに比べ、製造時間が短いというメリットがあります。また、コストも安くなります。

まず、今回のマシン用のボルト穴を開けるための治具を作ります。
これです。

CIMG3982.JPG

その治具を用いて、ボール盤で均等にボルト穴を開けていきます。

CIMG4692.JPG

そしてホイールの完成です。
CIMG4722.JPG

Copyright 2007 大阪産業大学オキシライドプロジェクト

スクリーン製作

 コクピットのグラスエリアに使用するスクリーンの製作です。材料は1.5mm厚のアクリル板を使います。まず、アッパーカウルの成形時に使用した窓枠の型紙を使用して、木枠でスクリーンの立体模型を作ります。これをもとにアクリル板を切り出し、マスターモデルのグラスエリア部分に押し当て成形します。
CIMG3408k.jpg


今回スクリーン部分の製作は、プラスチック板加工で有名な小林プラスチック工芸さんにお願いしました。小林プラスチック工芸さんには、本学のソーラーカーのキャノピー製作でもお世話になっています。
CIMG3451k.jpg


その後アッパーカウルの窓枠と、はめ合わせの調整をして完成です。
CIMG3904k.JPG

Copyright 2007 大阪産業大学オキシライドプロジェクト

2007年06月30日

ステアリング製作日記

こんにちは、制作メンバーの松井です。
CIMG4879.JPG

今日は、ドライバーにとってはとても重要な、ステアリングの制作模様をご紹介します。
まず、何案かの3次元データを作り、3次元切削加工機で発泡スチロールをモデリングします。この段階でステアリングの握り具合を体感し、決定しました。
CIMG3342.JPG

デザインが決まったら石膏で型を作ります。上の写真は塗り残しがないようにカーボンクロスに樹脂をていねいに塗り込んでいくところです。
CIMG3349.JPG

先ほど塗ったカーボンクロスをシリコンの押し型で型に沿わせます。この後、型に密着させるべく真空パックにし、オーブンで硬化させます。
CIMG3367k.jpg

硬化した製品を型から外します。ん~出来がいまいち。。。。
CIMG3513.JPG

表面の状態がなかなか上手くいかず何度もやり直しました。机に並べると、小さな展示ブースになります…。
CIMG3480.JPG

型から外した製品を貝のように重ね合わせます。ステアリングらしくなってきました。合わせ面に接着剤を塗って真空パックにし、硬化させます。
CIMG3643k.jpg

ここでまた問題発生。真空圧が強すぎて潰れてしまいました。また作り直しだぁ。
CIMG3827.JPG

ここまでの工程をやり直すこと2回目、真空圧を下げ再チャレンジしました。今度は成功です。
CIMG4083.JPG

内枠を抜いてサンドペーパーで合わせ面の余分な所を削り、あとはスイッチ類の穴をあけると完成です。
CIMG4412k.jpg

Copyright 2007 大阪産業大学オキシライドプロジェクト

About 2007年06月

2007年06月にブログ「オキシライド スピードチャレンジ 開発ブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2007年06月17日 - 2007年06月23日です。

次のアーカイブは2007年07月01日 - 2007年07月07日です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

最近のコメント

2007年07月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

プロジェクトリンク

オキシライド

大阪産業大学

OSUプロジェクト共育

Copyright 2007 大阪産業大学