こんにちは、制作メンバーの松井です。
今日は、ドライバーにとってはとても重要な、ステアリングの制作模様をご紹介します。
まず、何案かの3次元データを作り、3次元切削加工機で発泡スチロールをモデリングします。この段階でステアリングの握り具合を体感し、決定しました。
デザインが決まったら石膏で型を作ります。上の写真は塗り残しがないようにカーボンクロスに樹脂をていねいに塗り込んでいくところです。
先ほど塗ったカーボンクロスをシリコンの押し型で型に沿わせます。この後、型に密着させるべく真空パックにし、オーブンで硬化させます。
硬化した製品を型から外します。ん~出来がいまいち。。。。
表面の状態がなかなか上手くいかず何度もやり直しました。机に並べると、小さな展示ブースになります…。
型から外した製品を貝のように重ね合わせます。ステアリングらしくなってきました。合わせ面に接着剤を塗って真空パックにし、硬化させます。
ここでまた問題発生。真空圧が強すぎて潰れてしまいました。また作り直しだぁ。
ここまでの工程をやり直すこと2回目、真空圧を下げ再チャレンジしました。今度は成功です。
内枠を抜いてサンドペーパーで合わせ面の余分な所を削り、あとはスイッチ類の穴をあけると完成です。
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